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テニスの費用は年間いくら?|初期費用・月謝・コート代を解説

都営テニスコート  上達・ルール・マナー

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よく「テニスはお金持ちのスポーツ」と言われますが、テニスの費用はやり方次第で大きく変わります。そして、よく比較されるゴルフと比べれば、テニスはずっと安く続けられます。

こんなお悩み、ありませんか?
  • テニスって、始めるのに結局いくらかかるの?
  • スクールの月謝以外にもお金がかかるって本当?
  • できるだけ費用を抑えて長く続けたい

この記事を読めば、テニスにかかるお金の全体像と、ムダなく続けるコツがわかります。

結論

結論を先に言うと、初期費用はおよそ3〜6万円、続ける費用は月5,000〜15,000円ほどが目安。ただし、公共コートを使う「コート派」なら月5,000円程度に抑えることも十分可能です。私が20年続けてこられたのも、お金をかけすぎない楽しみ方をしてきたからだと思います。

この記事では、テニスにかかるお金を初期費用 → 続ける費用 → タイプ別の年間シミュレーション → 節約のコツの順に、具体的な金額で整理します。ゴルフとの比較、ジュニアの費用、見落としがちな「隠れコスト」まで一通りカバーしました。

テニス用品一式(費用のイメージ)

テニスの費用は大きく2種類|「初期費用」と「ランニングコスト」

テニスのお金は、ざっくり次の2つに分けて考えると分かりやすいです。

  • 初期費用:最初に道具をそろえるお金(ラケット・シューズなど)。一度買えばしばらく使えます
  • ランニングコスト:続けるのにかかるお金(月謝・コート代・ガット張り替えなど)。プレースタイルで大きく変わります

つまり「最初だけ少し高め、あとはやり方次第」というのがテニスの費用の実態です。順番に見ていきましょう。

【初期費用】最初にそろえる道具のお金

テニスを始めるのに最低限必要なのは、ラケットとシューズ。費用の目安はこのとおりです。

道具費用の目安備考
ラケット2万〜2.5万円(初心者向け)数千円〜4万円超まで幅あり。最初はレンタルも可
テニスシューズ5,000〜1万2,000円コート種別に合わせる。必須(ケガ予防)
ガット代・張り代2,500〜5,000円新品ラケットは張り上げ済みのことが多い
グリップテープ200〜300円(オーバーグリップ)元グリップの交換は1,000〜2,000円
ボール700〜800円(4個入り)スクール・サークルでは不要なことが多い
ウェア0〜1万5,000円最初は手持ちの運動着でもOK
ラケットバッグ3,000〜1万5,000円最初はリュックでも代用可
初期費用の目安は「3〜6万円」

合計すると、初期費用はだいたい3〜6万円が目安。「やっぱり高い」と感じるかもしれませんが、押さえるべきポイントは次の3つだけです。

  • シューズだけは妥協しない…普通の運動靴は横の動きに弱く、足やひざを痛める原因になります。コート種別(オムニ/ハード)に合ったものを
  • ラケットは後回しでいい…スクールでレンタルできるので、「続けられそう」と思ってから買っても遅くありません
  • 初心者こそ中古もアリ…最初はフレームを地面にぶつけて傷つけがち。1万円前後の中古から入るのは合理的な選択です

🎾 道具選びの詳細は テニスラケットの選び方テニスシューズの選び方 で解説しています。

【ランニングコスト】続けるのにかかるお金

ここがプレースタイルで最も差が出る部分です。項目ごとに見ていきます。

スクールの月謝・入会金

スクールに通う場合、グループレッスンは週1回で月8,000〜15,000円が相場。1回ごとの料金設定なら1回2,000〜4,000円程度です。

マンツーマンはぐっと上がり、60分1回で5,000〜12,000円。短期集中で弱点を直したいときの選択肢と考えるといいでしょう。

加えて初回に入会金5,000〜15,000円+事務手数料3,000〜5,000円(合わせて8,000〜20,000円程度)がかかることが多いです。春・秋のキャンペーン期間なら入会金無料になるスクールもあります。

スクールの「見えない固定費」に注意

✅ 見学時に必ず確認したい「見えない固定費」

月謝だけで判断すると、あとで「思ったより高い」となりがちです。次の費用を必ず確認してください。

  • 年会費:3,000〜10,000円程度
  • 施設維持費:インドアスクールでは空調・照明代として月1,000〜5,000円
  • ボール代・保険料:月謝と別建てのことがある
  • 大会・イベント参加費:初心者向けでも1回2,000〜5,000円

これらを合計すると年間で1万〜3万円の追加になることも。見学時に「月謝以外に年間でいくらかかりますか」と聞くのが確実です。

サークルの参加費

社会人サークルは1回あたり1,000〜3,000円程度(コート代・ボール代の折半)。月謝制ではなく都度払いが多く、参加した分だけの支払いなので費用を抑えやすいのが魅力です。

コート代|ここが一番差が出る

自分たちでコートを借りて練習する場合、コート代はピンキリです。私営コートやスクールのコートは1時間3,000円前後と高め。一方、公営コートは大幅に安くなります。

東京の都立公園(いわゆる都営)テニスコートの使用料は、公園協会の公表値で次のとおりです。

項目金額(1時間あたり)
テニスコート使用料1,300円(平日・土日祝とも同額)
夜間照明料(点灯時間帯)+500円

つまり2時間借りて2,600円。4人でシェアすれば1人あたり650円です。ナイターでも1人あたり900円程度。私営コートの3分の1以下で、しかも土日でも値上がりしません。コート派が費用を抑えられる最大の理由がここにあります

🎾 都営コートの料金・予約・抽選のやり方は 都営テニスコート完全ガイド にまとめています。

ガットの張り替え代

見落としがちですが、ガット(ストリング)は使ううちに緩んだり切れたりするので定期的な張り替えが必要です。ストリング代+張り代で1回2,500〜5,000円が目安。

プレー頻度張り替えの目安
週1〜2回・ゆるく楽しむ1年〜1年半に1回
週1〜2回・しっかり打つ3〜4か月に1回
週4〜5回・がっつり2〜3か月に1回

「切れたら替える」ではなく、切れなくても緩んでいれば替えどきです。緩んだガットは飛びすぎ・コントロール低下の原因になり、腕への負担も増えます。

グリップテープ・消耗品

  • オーバーグリップ:1本200〜300円。汗をかく人は月1回、そうでなければ3か月に1回が目安
  • 元グリップ(リプレイスメントグリップ):1,000〜2,000円。1〜2年に1回
  • ボール:4個入り700〜800円。仲間内で回せば負担は小さい

個別には安いのですが、合計すると年間5,000〜10,000円程度にはなります。

シューズの買い替え

意外と忘れられがちなのがシューズの寿命です。ソールの突起がすり減るとグリップが落ち、ケガのリスクが上がります。

  • 週1〜2回:1年〜1年半で買い替え
  • 週4〜5回:4〜5か月で買い替え

つまりがっつり派は年2回以上シューズを買うことになります。ここは「消耗品」として予算に入れておきましょう。

スポーツ保険

私は入っていませんが、年間数千円程度のスポーツ保険に入っている人もいます。プレー中に自分がケガをしたとき、あるいは打球を他人に当ててしまったときの賠償に備えられます。サークルや大会によっては加入が条件のこともあります。

見落としがちな「隠れコスト」

金額表には出てこないけれど、実際には財布から出ていくお金があります。年間で数万円になることもあるので、先に把握しておきましょう。

  • 交通費…週1回・往復600円なら年間3万円強。コート選びは「近さ」も費用のうちです
  • 駐車場代…公園コートでも駐車場は有料。1回数百円〜
  • 飲み物・補給食…夏場は1回で500円近くかかることも
  • 雨天中止のロス…施設によっては直前キャンセルで料金が戻らない場合があります
  • 洗濯・ウェアの消耗…週複数回打つとウェアの傷みも早くなります
  • ケガの治療費…テニス肘や足首の捻挫。整形外科・整骨院に通うと数千円〜

💡 地味ですが、「近所の安いコート」を確保できるかどうかが、長い目で見た総費用にいちばん効きます。

【4タイプ別】あなたの費用はどれくらい?

実際にかかる金額は、「初心者か経験者か」×「ゆるく楽しむかがっつりやるか」で大きく変わります。目安を整理しました。

タイプ道具の初期費用年間の維持費(道具まわり)特徴
初心者×ゆるく(週1〜2)1万3,000〜1万5,000円(中古ラケット+型落ちシューズ)1万円前後まずは中古・型落ちで十分。消耗も遅い
初心者×がっつり(週4〜5)1万3,000〜1万5,000円3万〜4万円ラケットは中古でOKだがシューズとグリップの消耗が早い
経験者×ゆるく(週1〜2)2万7,000〜4万4,000円(新品)1万5,000円前後こだわりの道具を長く使うスタイル
経験者×がっつり(週4〜5)2万7,000〜4万4,000円5万〜7万円ガット2〜3か月・シューズ年2〜3足のペース

見てのとおり、差が出るのは初期費用より「頻度に比例する維持費」です。週1回なら道具代は年1万円前後で収まります。

【シミュレーション】年間費用はいくら?

道具代にレッスン代・コート代を足して、代表的な2スタイルで試算します(初年度・道具込みの目安)。

項目スクール通い派公共コート・サークル派
初期費用(道具)約5万円約5万円
月の費用月1万円前後(月謝)月5,000円前後(コート代・参加費)
年間の活動費約12万円+入会金等約6万円
ガット・消耗品年1万円前後年1万円前後
初年度の合計目安約18〜20万円約12万円
2年目以降の目安約13〜15万円約7〜8万円

こうして並べると、公共コート派はスクール派の半額前後で楽しめることが分かります。

もちろんスクールには「上達が早い・仲間ができる・雨でも打てる(インドア)」という大きな価値があります。最初はスクールで基礎を学び、慣れたら公共コートに移行して費用を抑える——このハイブリッドが、私のおすすめです。

「月いくらなら何回打てる?」の逆算

月の予算公共コート派の場合の目安
3,000円月2回(2時間×2回を4人でシェア)
5,000円月3〜4回
8,000円月5〜6回、またはスクール+コートの併用
15,000円スクール週1+コート月2回程度

※コート代を4人で割った場合の概算です。人数が少ないほど1人あたりは上がります。

子ども(ジュニア)の場合はどう変わる?

お子さんの場合は、大人とは費用構造が少し違います。

  • ラケットは安い…キッズ用3,000円前後、ジュニア用5,000円前後。ただし身長に合わせた買い替えが必要
  • ジュニアスクールの月謝…週1〜2回の一般クラスで月5,000〜10,000円程度が中心
  • 選手・育成クラスは別次元…週4〜6回になると月謝は跳ね上がり、家計に占める割合が一気に増えます
  • 選手登録料…試合に出るなら年間2,000〜5,000円程度
  • 大会エントリー費…1大会3,000〜10,000円
  • 交通費・宿泊費…遠征が始まると、ここが最大の変動費になります

「まず楽しませたい」段階なら、キッズ用ラケット+週1のジュニアクラスで月1万円前後に収まります。競技志向に進むかどうかは、本人の熱量を見ながら判断すれば十分です。

テニスとゴルフ、どっちがお金がかかる?

「大人の趣味」としてよく並べて語られるのが、テニスとゴルフ。どちらも「お金がかかる」イメージがありますが、継続費用で比べるとテニスのほうがかなり安く済みます

項目テニスゴルフ
道具の初期費用ラケット+シューズで3〜6万円クラブセット+シューズで数万〜十数万円
1回の練習公共コート 数百円〜/人打ちっぱなし 2,000円前後
「本番」の費用コート代 数百円〜3,000円コース 平日1万円前後/土日2〜3万円
レッスン月8,000〜15,000円ラウンドレッスンは1回3万円超も
その他ガット張り替え等交通費・会員権・キャディ代等

ゴルフは「コースを1回まわるだけで2万円前後」かかることも珍しくなく、交通費や会員権まで含めると出費はさらにふくらみます。一方テニスは、公共コートを使えば1回あたり数百円から、しかも近所で気軽にプレーできるのが強みです。

もちろんゴルフにはゴルフの魅力があるので優劣の話ではありません。ただ「費用を抑えて頻繁に体を動かしたい」という基準なら、テニスに分があります。

テニスの費用を安く抑える12のコツ

  1. 公共コートを使う:東京なら都営コートなど。コート代を劇的に下げられます
  2. サークルを活用:都度払いで、参加した分だけの支払い
  3. 体験レッスンから始める:無料〜1,000円程度。道具レンタル込みのことも多く、お金をかける前に判断できます
  4. スクールのキャンペーンを狙う:春・秋の入会金無料キャンペーンで初期費用を節約
  5. グループレッスンを選ぶ:マンツーマンより割安。基礎はグループで十分
  6. 回数券・まとめ払いを使う:1回あたりが安くなることがあります
  7. 道具はレンタル→セールで購入:続けると決めてから、型落ち・セール品を狙う
  8. 中古を活用する:ラケットはフリマアプリや中古ショップで安く手に入ります
  9. ガットを長持ちさせる:適切なテンションと保管で張り替え頻度を抑える
  10. 自分でガットを張る:頻繁に張り替える人なら、中古のストリングマシン(相場4万円前後)で長期的に元が取れることも
  11. 平日・オフピークを狙う:スクールもコートも、平日昼などは料金が安い場合があります
  12. 近いコートを選ぶ:交通費と「行く気力」の両方を節約できます

中古を買うときの注意点

中古は強力な節約手段ですが、失敗もあります。最低限ここだけは見てください。

  • ラケット:フレームの割れ・大きな傷がないか。グロメット(穴のパーツ)の破損も確認。ガットは張り替え前提で考える
  • シューズ中古はおすすめしません。ソールがすり減っているとグリップが効かず、ケガに直結します
  • サイズ・グリップサイズ:グリップサイズ(G1〜G3など)は握り心地に直結します。合わなければテープで調整可能ですが、事前確認を

「テニスは高い」は思い込み?コスパが良い理由

たしかに初期費用は少しかかります。でも一度道具をそろえれば、あとは工夫しだいで月数千円から楽しめるのがテニス。しかも、

  • 道具が長持ちする(ラケットは数年使える)
  • 少人数で成立し、年齢を問わず一生続けられる
  • 運動不足解消・ストレス発散・仲間づくりまで得られる
  • ゴルフのように1回数万円かかることがなく、近所で気軽にプレーできる
  • 1回あたりの運動量が大きく、ジム代わりにもなる

こう考えると、「健康と趣味への投資」としてはむしろコスパの良いスポーツだと、20年続けてきて感じています。

よくある質問

Q. まず何から買えばいいですか?

シューズが最優先です。ラケットはスクールや友人から借りられますが、シューズは借りられませんし、合わない靴はケガに直結します。次にラケット、ウェアは手持ちの運動着で構いません。

Q. ラケットは何年使えますか?

折れたり大きな傷が入らなければ数年は使えます。ただし素材は徐々に劣化するので、5年以上使っているものは打感が落ちていることも。上達して「もっとこう打ちたい」と思ったときが買い替えどきです。

Q. スクールとサークル、どちらが得ですか?

金額だけならサークルが安いですが、初心者はスクールのほうが結果的に得なことが多いです。基礎がないままサークルに入ると、ラリーが続かず楽しめないまま辞めてしまいがち。半年〜1年スクールで基礎を作り、その後サークル・公共コートに移行するのが費用対効果は高いと感じます。

Q. 大人から始めても道具は一式必要ですか?

いいえ。体験レッスンならラケット・シューズを無料で貸してくれるスクールが多いです。何回か通って「続けられそう」と確信してから買えば、無駄がありません。

Q. 都営コートは本当に安いのですか?

はい。使用料は1時間1,300円(夜間照明は+500円)で、平日も土日祝も同額です。4人でシェアすれば2時間で1人650円。私営コートの3分の1以下です。ただし人気枠は抽選になるため、「安い代わりに手間がかかる」とは言えます。

Q. 雨で中止になったらコート代はどうなりますか?

施設によって扱いが違います。都営(都立公園)の場合は雨天時のキャンセル規定があるので、事前に確認しておくと安心です。私営コートは「当日キャンセルは返金なし」のところも多いので、予約時に条件をチェックしてください。

Q. 一番お金がかからない始め方は?

①道具レンタル付きの無料体験に行く → ②公共コートで打てる仲間・サークルを見つける → ③続けると決めてから型落ち・中古で道具をそろえる、の順です。この流れなら初月の出費はほぼゼロで始められます。

【まとめ】やり方次第で、テニスはお財布にやさしい

最後に、テニスの費用をおさらいします。

  • 初期費用:約3〜6万円。シューズだけは妥協しない。ラケットはレンタルや中古から
  • 続ける費用:スクール派は月1万円前後、公共コート派は月5,000円前後
  • 年間の目安:初年度でスクール派18〜20万円/コート派12万円ほど。2年目以降はさらに下がる
  • 都営コートは1時間1,300円(夜間照明+500円)。4人で割れば1人あたり数百円
  • 維持費は「頻度」に比例:ガット・グリップ・シューズの買い替えペースが費用を決める
  • 隠れコスト:交通費・駐車場・飲み物・ケガの治療費も年間で見ると無視できない
  • ゴルフとの比較:継続費用はテニスのほうが安く、気軽に頻繁に楽しめる
  • 節約のカギ:公共コート+サークルの活用。体験レッスンと中古も賢く使う

テニスは「お金持ちのスポーツ」ではなく、工夫しだいで誰でも長く楽しめるスポーツです。費用を理由にあきらめるのは、もったいない。まずは体験レッスンや公共コートから、気軽に第一歩を踏み出してみてください。

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※料金は記事作成時点の目安です。スクールや施設によって異なるため、最新の金額は各公式サイトでご確認ください。都立公園の使用料は東京都公園協会の公表値に基づいています。

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