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テニスラケットは1本3万円前後がふつうで、気軽に買える金額ではありません。そこで候補になるのが「型落ち(旧モデルの新品)」と「中古」です。この2つはまったく別物で、選び方も注意点も変わります。
- 型落ちが安くなるのは「新モデルの発売直前〜直後」。モデルチェンジは2〜3年周期が一般的です
- 世代が1つ違っても性能差は大きくないことが多く、型落ちは狙い目です
- 型落ち=新品なので保証もつきます。まず検討すべきはこちら
- 中古はフレームの状態が見えないのが最大のリスク。初心者にはおすすめしません
型落ちと中古は別物です
混同されがちですが、中身はまったく違います。
| 型落ち | 中古 | |
|---|---|---|
| 状態 | 新品(旧モデル) | 使用済み |
| 保証 | あり | 基本なし |
| ガット | 張り上げ or 未張り | 劣化していることが多い |
| グリップサイズ | 選べる | 選べない(出物次第) |
| 安さ | 定価の2〜5割引 | より安い |
まず型落ちを検討するのが基本です。新品なので当たり外れがなく、保証もあります。中古は「2本目を安く増やしたい」「とりあえず試したい」といった目的がはっきりしている人向けです。
型落ちが安くなるのはいつ?
ラケットのモデルチェンジはおおむね2〜3年周期です。新モデルが発表・発売されるタイミングで、前のモデルが「型落ち」として一気に値下がりします。
つまり狙い目は新モデルの発売直前から直後。ここで在庫処分のセールが始まり、モデルによっては定価の半額近くまで下がることもあります。
型落ちで性能は落ちる?
結論から言うと、1世代前なら体感できるほどの差はないことがほとんどです。モデルチェンジには塗装だけを変える「カラーチェンジ」や、素材を一部見直す「マイナーチェンジ」もあり、毎回中身が大きく変わるわけではありません。
とくに週末プレーヤーの場合、世代差より重さ・バランス・グリップサイズが自分に合っているかのほうが打ちやすさを左右します。重さの目安はテニスラケットの重さの選び方で解説しています。
⚠️ ただし2世代以上前になると、設計そのものが変わっていることがあります。「安いから」だけで飛びつかず、現行モデルとのスペック(重さ・フェイスサイズ・バランス)の違いは確認しておきましょう。
中古ラケットを買うときのチェックポイント
中古はさらに安く買えますが、フレームの状態が外から判断しにくいのが最大のリスクです。次の4点は必ず確認してください。
ガットは消耗品です。中古を買う場合は張り替え前提になるので、ガットの選び方と張り替え時期の目安もあわせて確認しておくと無駄がありません。
型落ちを狙いやすい定番モデル
型落ちが出回りやすいのは、毎年のように新色・新世代が出る人気シリーズです。定番モデルは中古の流通量も多く、状態のよい個体を選びやすいという利点もあります。
- バボラ ピュアドライブ:迷ったらこれと言われる定番。球持ちと弾きのバランスがよく、旧世代でも扱いやすい → 楽天で見る/Amazonで見る
- ヨネックス EZONE:やわらかい打感で肘にやさしい。日本人向けの定番 → 楽天で見る/Amazonで見る
- ヨネックス VCORE:スピン重視。回転をかけて安定させたい人向け → 楽天で見る/Amazonで見る
- ウィルソン ブレード:しっかり振れる中上級者向け。フラット系と相性がよい → 楽天で見る/Amazonで見る
▶ シリーズごとの違いは社会人からテニスを始める人のラケット選び、ピュアドライブの世代差はピュアドライブの種類と違いを比較で詳しく解説しています。
どこで買うのが安い?
ネット通販:型落ちの在庫を横断で比べられる
型落ちは在庫を持っている店を見つけられるかどうかで価格が決まります。ネットなら複数ショップの残り在庫とグリップサイズをまとめて比較できるので、まずはここから探すのが効率的です。
実店舗:中古を買うなら現物を見られる強み
中古はフレームの状態が価格を左右するので、現物を確認できる実店舗の安心感は大きいです。ガット張りも同時に頼めれば、持ち帰ってすぐ使えます。都内の中古取扱店やガット張り替えができるショップは都営コート近くのテニスショップ13選にまとめています。
よくある質問
Q. 初心者は型落ちと中古、どちらを選ぶべき?
型落ちです。初心者はフレームの状態を見分けるのが難しく、中古だと「打ちにくいのが自分のせいなのか道具のせいなのか」が分からなくなります。新品で保証のある型落ちなら、その心配がありません。
Q. 型落ちはいつまで買えますか?
在庫がなくなり次第終了です。人気モデルの売れ筋グリップサイズ(G2・G3)から先に消えるため、狙っているなら値下がりを確認した時点で早めに動くのが確実です。
Q. 中古のガットはそのまま使えますか?
おすすめしません。ガットは張った瞬間から緩み始めるため、いつ張られたか分からない中古は本来の性能が出ません。張り替え代を含めた総額で価格を比べてください。
Q. 型落ちだと大会で使えないことはありますか?
ありません。市販されているラケットであれば、旧モデルでも問題なく使用できます。
まとめ
ラケットを安く買うなら、まず狙うべきは型落ち(旧モデルの新品)です。モデルチェンジは2〜3年周期で、新モデルの発売直前から直後に価格が大きく下がります。1世代前なら性能差はほとんど気にならず、新品なので保証もつきます。
中古はさらに安いぶん、フレームの状態・グリップサイズ・ガットの劣化というリスクを自分で引き受けることになります。2本目や試し用と割り切れる人向けと考えておくとよいでしょう。
予算全体の組み立てはテニスの費用は年間いくら?もあわせてご覧ください。
