ご存知の通り、テニスは屋外でやるスポーツです。
ということは、熱中症の危険と隣り合わせです。
分かっているつもりでも、意外と抜けがちな熱中症対策を簡単に確認していきましょう。
後半では、練習会主宰者の方向けについても紹介します。
慣れてない人のための、テニスでの熱中症対策
自分の体調を一番よく分かっているのは自分です。
プレーする人、一人ひとりが熱中症に気をつけてプレーする必要があります。
プレーする際は、以下のことに気をつけましょう。
とにかく大事な水分補給
適切な水分補給を行いましょう。
練習中はこまめに水分を摂取して、体内の水分を補給することが重要です。
よく言われていますが、喉の渇きを感じてから水分補給するのでは遅いので、渇きを感じる前に補給をしましょう。
スポーツドリンクも適度に摂取すると、失われた塩分や電解質を補うのに役立ちます。
休憩は多めに
プレーの間に、定期的な休憩を取ることが重要です。
特に暑い日や高温多湿のコートでは、体を十分に休める時間を取ることが必要です。
日除けや帽子を用意
直射日光を避けるために、日焼け止めや日除けの利用、帽子やサングラスを着用すると良いです。
これによって体温上昇を抑えることができます。
特に、熱中症対策に帽子は欠かせないですね!
また、服装は通気性の良い服装を選び、汗を素早く吸収し、蒸発させることができる素材を選びましょう。
テニス中の体調管理は大切
熱中症の前兆である頭痛、めまい、吐き気などの症状が現れた場合は、すぐに休息を取って、水分補給を行いましょう。
万が一重症の場合は、すぐに医療機関を受診する必要があります。
打ちたい気持ちが強い人も多いでしょうが、やっぱり体調優先です。無理をしないようにしましょう。
練習会主宰者視点からの対策
ここからは、主宰者の人向けです。
練習会の参加者の中には、運動に慣れていない人もいるかもしれません。
本来、自己管理は各自で行ってほしいものですが、参加者みんなが安全にプレー出来るように以下のことに配慮していきましょう。
スケジュール管理
練習の時間帯や頻度を調整して、特に暑い時間帯を避けるようにします。
朝や夕方の涼しい時間帯に練習を組むなど、熱中症のリスクを最小限に抑えるためのスケジュールを組みます。
(夏の暑い時期だと、昼間の方がコートが空いてるんですけどね…)
水分補給の休憩を取る
参加者たちが十分な水分補給の時間を取れるように、配慮していきましょう。
定期的な水分補給のために、休憩時間や練習中に水分補給を行うように指示します。
ラリーを待っている時などのちょっとした時間でも水分補給が出来ると、みんな助かるでしょう。
また、スポーツドリンクなどの塩分や電解質を補給することも忘れずに。
適度な休憩を取る
練習中に適度な休憩を取るように促します。
特に高温多湿の日や激しい練習の後は、休息を取って体温を下げる時間を確保することが重要です。
また、日陰で休んでもらうのも良いでしょう。
コートによって木陰のあるところ、そうでないところと異なっていることもあります。
3番コートは木陰があるけど、4番コートは木陰がないなんてこともあります。
そのようなことまで、あらかじめ把握出来ているとベストです。
熱中症の症状が出ていないか
参加者たちの体調を定期的にチェックし、熱中症の初期症状や不調を見逃さないようにします。
頭痛、めまい、吐き気などの症状が現れた場合は、すぐに休息をとるように指示しましょう。
これらの対策で、テニスの練習を管理する際に熱中症のリスクを最小限に抑えることができます。
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