ネットなどで募集しているテニスの練習会はたくさんあります。
どこかでテニスをしたいけど相手がいないという時にとても便利です。
日程、場所などを見て、ちょうど良い練習会を見つけた!
よし、申し込もう!というそこのあなた。
ちょっと待ってください。
ほとんどの練習会は問題ないですが、中にはぼったくりの練習会もあります。
慣れてない人は知らずに参加して高額の参加費を払うということもあります。
そうならないために、予備知識を得ておきましょう。
実際にあったぼったくりの練習会
ここで、管理人が実際に出くわしたぼったくりの例を紹介します。
【事例】
- 主催者を含めて3人
- シングルスの練習会
- 主催者はほとんどアドバイスをするだけで、ほとんどテニスをしない
- コーチ料という名目でお金を多めに取っていた
- 都営のコートだったので、安く済むはず
もう10年近く前ですが、未だに忘れられません。
コーチ料を取るので、参加費が高くなってるということです。
一緒に練習をしたいのであって、別にアドバイスをほしいわけではありません。
一言くらいの大したことないアドバイスをもらって、それだけで参加費が高くされてしまったのですから残念です。
当時の私は参加費をあまり気にせず参加してしまっていたので、まんまと騙されてしまいました。
こういう人は、同じ手口で複数の練習会を開いています。
一度嫌な思いをしたなら、その主催者の名前(ハンドルネーム)を意識しておけば、今後の被害を未然に防げます。
SNS上のぼったくりの声
実際にX(旧Twitter)で出ている例を紹介します。
他の方に注意喚起するために、SNS上で情報提供してくださっているんですね。
Xで見てるとテニスベアが多く出て来ますが、それだけテニスベア自体が多くの人に利用されているということですね。
もちろんこのようなぼったくりの練習会は、テニスベアで開催されている中の一部です。
ほとんどはぼったくりのない練習会です。
でも、その一部のぼったくりに引っかかってしまわないようにしっかり調べましょう。
1人あたりの参加費を計算してみよう
基本、練習会を開催する時は
(コート代 + ボール代 + 手数料) ÷ 人数)= 参加費
で1人分の参加費を出します。
手数料というのは、常識的な手数料です。たしかにコートを取ってくれたり、参加者に連絡してくれたりするのは手間がかかります。
ある程度は、苦労している主催者が良い思いをするのには理解出来ます。
(実際は、ほとんどの主催者は手数料を取りません。ボランティアで開催してくれる主催者の方には心から感謝しましょう)
しかし、計算してみると料金が必要以上に高い練習会もあります。
相場の分からない初心者にとっては、とても気付きにくいので厄介です。
先ほどのSNSの例で計算してみましょう。
- コート代1000円
- 6人定員
- 参加費 1人1000円
「コート代1000円」というのは何時間分か分かりませんが、仮に1時間で1000円とします。
2時間やっても2000円です。
続いて、ボール代です。
仮に、この練習会が毎回新しいボールを4球ずつ出しているとしましょう。
今回の例では4球で1230円とします。大会で使うような良い球の設定にしましたが、練習会ならもっと安い球で十分です。
大体の練習会では、ゲームの時に新しいボールを使い、ラリーの練習では古いボールを使うことが多いです。
コート代の2000円とボール代の1230円を合わせて、3230円です。
それに対して、1人あたり1000円徴収しているので、6人で6000円です。
6000 - 3230 = 2770
常識的に考えて、2770円も手数料で取っていいんですか!
ということになります。
だからこのケースでは、参加費1人1000円は高いのです。
カモにされないために
このように参加費をよく見ないと、ぼったくり主催者のカモにされてしまいます。
中には、どうしてもテニスがしたいから高すぎてもいいという人もいるかもしれません。
そのような方は気にせず申し込んでください。
しかし、ほとんどの方は騙されずに気持ち良くテニスをしたいことと思います。
なので、参加申し込みする前にまずは自分で計算してみて、常識的な参加費になっているかを確認しましょう。
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